自動車車体の構造形成に関しては、企画・設計技術、材料技術、加工技術、生産技術、リサイクル技術などの広範囲にわたる固有技術をいかに有機的に最適化するが重要である。本委員会はこれら固有技術に携わる委員で構成し、これら固有技術の最適化をポイントとして、自動車車体の構造形成のあり方を検討することを目的として活動する。 具体的には、3つのWG(構造WG、材料WG、車体技術WG)を設置する。このWG活動をベースに、10年程度先の車体のあるべき姿を議論し、日本の車体技術の底上げを総合的に図る。
委員長 | 菅田淳(広島大学工学研究院) |
幹事 | 青木剛(本田技術研究所)、井上全人(明治大学)、河合功介(富士重工業)、福原恵美(日産自動車) |
委員 | 大学・官庁等4名、企業・民間団体等23名、オブザーバ等7名 合計28名 |
自動車車体の構造形成のあり方を3つの視点から検討を行う。
① WG1:将来の車体を見据え、構造設計技術について検討する。
② WG2:CO2削減、製造のグローバル展開、将来の資源制約も見据え、将来の車体について、主として材料、製造の視点から検討する。
③ WG3:車体に関する各自動車メーカーの最新情報の発表、議論により切磋琢磨する場として春季大会フォーラム「車体の最新技術」を継続するとともに、車体研究に関するコンソーシアムについて検討する。"
【全体評価】
自動車車体の構造形成に関しては、企画・設計技術、材料技術、加工技術、生産技術、リサイクル技術などの広範囲にわたる固有技術をいかに有機的に最適化するが重要であり、これら固有技術の最適化をポイントとして、自動車車体の構造形成のあり方を検討することを目的とする。 具体的には、3つのWG(構造WG、材料WG、車体技術WG)を設置し、日本の車体技術の底上げを総合的に図るため、10年程度先の車体のあるべき姿を議論している。2015年度においては、春季大会フォーラムを継続開催し、春季大会OSを主催した。特に、フォーラムは参加者数も多く、本委員会活動の一つの大きな柱となっている。WG活動においては、昨年度にシンポジウムを開催したため、構造WG、材料WGともに、次回フォーラムに向けた取り組みが主となった。車体技術WGでは、フォーラム、コンソーシアムについて検討を行い、車体技術に関してオープンに議論できる場、協調して研究開発を行える場を提供することを目指した。
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種別 | 日時 | 内容 |
オーガナイズドセッション |
5/20 |
車体構造の強度・信頼性・形成技術(幹事:構造形成部門委員会)
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フォーラム |
5/21 |
車体の最新技術 構造形成技術部門委員会
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