技術会議紹介
CVT・ハイブリッド部門委員会


1. 活動目的
無段変速機(CVT)とハイブリッドパワートレーンに関する基礎研究・実用研究は,環境問題(燃費,エミッション),性能向上(効率向上,変速ショックレス,加速性等),応用拡大(大容量化,コンパクト化,生産技術)をターゲットに多様に展開され,日々技術が進歩している.当委員会では,下記の最新技術の情報収集,動向把握,および技術課題の討議を通じて,駆動系技術の向上に寄与することを活動目的とする.
(1) スチールベルトCVT,スチールチェーンベルトCVT技術 (2) トラクションドライブCVT技術 (3) HSTなど,ベルトやトラクションドライブ以外のCVT技術 (4) ハイブリッドパワートレーンのCVT機能および電動機,エンジンの統合技術,パワーマネージメント技術 (5)CVTおよびハイブリッドパワートレーン技術の現状分析と将来ビジョンの検討
2. 委員会メンバー
委員長落合成行(東海大学)
幹事中澤輝彦(豊田中央研究所)、中澤智一(シェフラージャパン)
委員大学・官庁等6名、企業・民間団体等23名、オブザーバ等7名 合計30名
3. 2017年度の活動計画
1.通常の委員会の話題提供を基にした当該分野の最新技術の情報収集,動向把握,および技術課題の討議.
2.春季大会OSの企画と実施.
3.シンポジウムの企画と実施によるCVT・ハイブリッドのパワートレーン技術の情報発信.
4.見学会の実施による関連技術情報の理解.
5.WG活動(WG間メンバー重複,委員外メンバーを許容)による当該技術分野の現状分析と将来ビジョンの検討.
4. 活動報告
2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度
【全体評価】
話題提供の企画(発表,質疑応答),見学会,委員会事業に関する議事などを進めることができ,CVT,ハイブリッド分野の最新技術の情報収集と動向把握,技術者交流を行うことができた.今年度も春季大会OS,シンポジウムを通して同分野の有用な情報を発信することができた.
種別日時内容
シンポジウム 11/12 動力伝達系の最新技術2015 ─快適性と環境性能を両立する最新駆動系─
オーガナイズドセッション 5/22 動力伝達系の最新技術