本委員会は、前委員会での取り組み内容を拡張・発展させて車全体を議論するために、議論を機械系を含めた部分へ裾野を広げ、開発フェーズに対応した具体的な物づくりへの適用技術の議論を産学連携で実施し、連携開発の基盤技術としてガイドライン、モデルテンプレートや仕組みなどの形として展開し、ものづくりの活性化と開発効率の向上に貢献する事を目的とする。
委員長 | 加藤利次(同志社大) |
幹事 | 市原純一(AZAPA)、辻公壽(トヨタ自動車)、瀬谷修(モーデック)
|
委員 | 大学・官庁等6名、企業・民間団体等30名、オブザーバ等4名 合計40名 |
2016年に出版教科書に基づいて、講習会を開催する。
2017年の春季大会にてOSを企画する。
①モデルの流通に向け、サプライヤーとOEM間でモデルを共有して議論の場を実現する。これまでモデル手法の試行活動の一環として,汎用電装品(12V鉛バッテリー、オルタネーター、ワイヤーハーネス、EPS)、及び評価する為の車両モデルにより、アイドリングストップや電源回生効果、大電力装備の電源への影響を例に議論を実施してきている。今期の活動は、前期の活動で明らかになった課題の改良及び、議論の裾野を広げる意味で、車両運動や機械系のモデル、さらには半導体の熱モデルを含めた特性モデルを新たに議論に加え、テーマの内容がサプライヤー、OEMにとって身近なものとする事を目的とする。
②シミュレータ用のモデルのみならず、HILS等に適用可能なリアルタイム性のあるモデルの実現に対する技術検討を行う。
③IEEE P1076規格により実際のモデルで検証を行うとともに、秘匿化のためにはどのような仕様書を書く必要があるかの検討を行う。
④モデルライセンスの仕組みの標準規格ができる前での検討調査を行う。(報告書作成、HP公開)