有限な石油資源への対応とCO2の低減の観点から,自動車用の動力システムについては,長期的には石油系燃料を用いる内燃機関に対して飛躍的は高効率化が求められるとともに,中長期的には,新しい燃料や動力システムの組合せへの移行が必要になるものと想定されている.また,今後の経済状況,人口構成などの社会的要因も将来の自動車像に大きく影響していくであろう.したがって,自動車用原動機の技術が大きく変わることを念頭に,この変化が激しい時代において,継続して,新しい動力システムの研究に取り組まなければならない時期に来ている.
新委員会では,日本の自動車技術の優位性を維持・強化するために,世界規模での動向,経済動向も含め,上述のような動力システムの将来像を追求し,長期的な研究課題を提示することを活動目的とする.
委員長 | 塩路昌宏(京都大学) |
幹事 | 岩井信夫(-)、河原伸幸(岡山大学)、酒井孝之(東京電機大)、露木正彦(日産自動車)、細谷英生(マツダ) |
委員 | 大学・官庁等10名、企業・民間団体等8名、オブザーバ等7名 合計21名 |
2019年3月に活動報告書を作成する