「車体開発のトレンド」
-Trends of Car Body Technologies-

今回の特集号では、最近の乗用車、トラック、バス、二輪車の車体について、具体的な車種をあげながら、その製品の狙い・コンセプト・特長に合わせてどんな技術や工夫が採用されているのかを紹介・解説しています。

このページについて

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車体開発と自動車用鋼板の歴史と現状

1920~30年代に米国で自動車の大量生産が可能になった要因のひとつにプレス加工に適した薄鋼板の開発がある。第二次大戦後の日本でも車体開発のニーズに牽引される形で高加工性の軟鋼からハイテンへと自動車用鋼板の開発が進んだ。本稿ではその歴史と現状を概観する。

デザインと車体開発

地球環境、道路交通法、安全に対する取り組みや様々な外的要因、それに対応する為のボデー構造、部品、材料や生産技術などがデザイン開発に影響して来た。設計、デザイン双方から車両を開発するためのアイデアが出され、クルマ達が進化して来た。今回はその変遷を、乗用車の外形デザインとオートバイで述べる。

新型ミラ イースの車体軽量化

新型ミラ イースは、先代に対して車両全体として、約80kgの軽量化を実現した。車体においては、軽量高剛性ボデー(Dモノコック)の採用と、樹脂材料の有効活用により、先代に比べで約15%軽量なシェルボデーを実現した。

スペーシアの企画における車体とデザイン

軽ハイトワゴン(全高1,700mm以上のハイト型2BOX軽自動車、以下軽ハイトワゴン)は、2016年度には軽自動車市場の中で最大のボリュームをもつカテゴリーとなった。『広い室内空間』でありながら、軽量化により『低燃費』と『軽快な走り』を実現した高バランスの「スペーシア」の企画における車体とデザインについて解説する。

スイフトの車体開発

「スイフト」の開発にあたり、スイフト最大の特徴である『走りの遺伝子』を継承するとともに、CO2削減という課題に対して、新プラットフォーム『HEARTECT』を採用し、今一度原点に立ち返り、一から見直した軽量かつ高剛性なボデーを開発した。

新型アコードの車体技術

新型ACCORDの開発は、「スタイリングとパッケージ」、「衝突安全性能」、「ドライビング性能」、「環境性能」の各性能を高いレベルで調和させることを目指した。本稿では、この新型ACCORDの商品コンセプトと車体骨格に適用した技術概要を紹介する。

新型カムリにおけるGA-KプラットフォームのBIW開発

新型カムリはGA-Kプラットフォームを採用した頭出しの車両である。BIW(Body in Whiteの略:ボデーシェルの意)の開発は、TNGAプラットフォーム開発のなかでも中心的役割を担っている。ここではそのBIW構造がいかにして考えられたのか、またそのコンセプトや設計手法、及びBIW構造の一部を紹介する。

スバル デザイン戦略の進化

スバルでは,お客様に『安心と愉しさ』の価値を提供するためデザイン戦略を研究。お客様の笑顔創造のために『DYNAMIC×SOLID』を進化させ,お客様の求める高いレベルの情緒的価値の具現化を推進している。次世代を見据えて更に進化するスバルデザイン戦略と,具現化に向けたデザイン部の取り組みを説明する。

新型コンパクトSUV「エクリプス クロス」の車体開発

躍動感あふれるスタイリングとSUVとしての車両性能の両立を追求した新型コンパクトSUV「エクリプス クロス」を開発、2018年3月から生産・発売を開始した。その商品特長と製品化における車体構造・生産技術について紹介する。

新型CX-8のボデーシェル開発

新型CX-8は日本市場におけるマツダの最上位SUVとして発売した。多人数乗車と、スタイリッシュなデザイン、市場に適したボデーサイズを並立させるパッケージングの実現とともに、高い衝突安全性と操縦安定性、NVH性能を確保することを目指し開発した。本稿ではこれらを実現した高機能ボデーシェル開発について紹介する。

新型インフィニティQX50車体衝突安全および高成形性980MPa級超ハイテン適用

車体の高強度化と軽量化は安全性能と電動車両の電費向上に対して重要である。一方でエネルギー吸収と成形性の観点より、伸び率の低い超ハイテン材の車体への適用が困難である。今回、新しく開発した高成形性980MPa級超ハイテンを新型INFINITI QX50に採用し、超ハイテン採用率を向上し、高効率な安全性能かつ軽量化を達成した。

新型レクサスLCの車体

エモーショナルデザインとドライビングプレジャーの両立を目指した新型レクサスLCの車体について、CFRPやアルミを用いたマルチマテリアルボデー採用による慣性諸元の向上等の開発手法ならびに最新技術内容を紹介する。

新大型トラック「日野プロフィア」の車体

2017年大型トラック日野プロフィアは、14年振りにフルモデルチェンジした。より”乗りたい”、より”稼げる”トラックを目指し、各所について大幅改良を行なった。今回、車体部分の変更に特化し、車体のフレーム構造変更、キャブサスペンション構造変更、フレーム防錆力・成形方法変更変更について解説する。

新型ノンステップ路線バスERGAの開発

15年ぶりにフルモデルチェンジしたERGAは、路線バスを取り巻く環境の変化に対応したバスの開発を行った。市場のニーズであるノンステップエリアの拡大、ユニバーサルデザインのレベルアップ、労働力確保に向けた運転しやすい車、環境性能と経済性の向上を達成する為の設計手法と製品概要について説明した。

新型YZF-R15,V-ixion Rのプラットフォーム開発

インドネシアを中心に販売中のスポーツバイクYZF-R15及びV-ixion Rは、共通のプラットフォームを活用しつつ、スーパースポーツとスポーツコミュータという異なるコンセプトを実現した。本稿では、これらの商品概要とヤマハにおけるプラットフォーム開発について紹介する。

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