技術会議紹介
車両運動性能部門委員会


1. 活動目的
自動車の運動性能や安全性は新しい装置を用いた制御システムやドライバ支援システム,自動運転技術の導入により,飛躍的に向上してきた.今後,制御技術やドライバ特性の検討は操縦性・安定性の研究にとってさらに重要となることが予想される.このような動向を踏まえ,車両の運動性能向上と安全性の進歩に関する将来の方向性を調査・検討し,成果を会員へ還元することを委員会の活動目的とする.
2. 委員会メンバー
委員長山門誠(神奈川工科大学)
幹事高橋絢也(日立製作所)、ラクシンチャラーンサク ポンサトーン(東京農工大)
委員大学・官庁等11名、企業・民間団体等18名、オブザーバ等7名 合計36名
3. 2017年度の活動計画
・年間6回の委員会を開催し,1回につき1~3編の話題提供を行う.
・年間1回を委員会と見学会を兼ねて実施する.
・春季大会は車両運動制御に関するOSを開催する.
・車両運動性能と制御に関する国内シンポジウムを開催する.
4. 活動報告
2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度
【全体評価】
委員会はこれまでに5回開催し、第6回目の委員会は3月2日(水)に予定している。話題提供は当初計画10件に対し、次回分を加えると今年度は11件となり予定数よりも1件多い見通しである。話題のテーマは多岐の分野に渡り、質疑や議論も活発に行われ充実した内容となった。春季大会は2セッションに分けて構成したが、例年に比べ発表件数は大幅に減少した。しかし、多数の聴衆者が集まり、質疑応答などは活発で、運動性能への興味の高さが伺われた。見学会は、豊田中研にて研究成果やトヨタ博物館の見学を実施した。AVEC16はミュンヘン開催に向けて順調に進んでいる。AVEC18は、当初神奈川工科大学での開催を予定していたが、中国での開催に向けて協議し、中国での開催を決定した。
種別日時内容
オーガナイズドセッション 5/20 自動車の運動と制御 Ⅰ 
自動車の運動と制御 Ⅱ