フォーラムテキスト イノベーションガバナンスで世界に勝てるか?
Forum Text
- 提供方法
- 本サイト上にてダウンロード・閲覧可
- 形態
- ZIP
- 価格
- 一般価格(税込):¥2,200 会員価格(税込):¥1,760
- 文献・情報種別
- フォーラムテキスト(オンライン)
No.23-W6
- 発行年月
- 2024年 1月
- 出版社
- (公社)自動車技術会
- 言語
- 日本語
- イベント
- 自動車技術会フォーラム2023(冬季)
商品内容
ポストコロナを機に、DX・アーキテクチャに裏付けられた社会システムの構築が世界同時に始まっている。自動運転やAI搭載する新たなモビリティ領域でも、安全・安心を軸にステークホルダ間の継続的合意形成を行う新たな社会システムズオブシステム (SoS)が形成されつつある。 新たなモビリティ社会での社会SoSは“Unknown Unknowns”なComplex Systemであり、構成サブシステムが時々刻々独自に進化する“VUCA system”でもある。役割・責任分担が曖昧になり、人類にとって初めて経験する新たな技術の社会実装が不都合に進化するリスクも否定できず、社会受容性の確保はますます困難になっている。一方で、従来の企業個社や単体の産業主体の自由競争によるイノベーションから、社会制度・産業政策・ビジネス戦略が併走するイノベーションへと、イノベーションの在りようも変化しつつある。欧州ではこれらを契機に、従来の経済規模の競争から、社会的価値評価を競争軸とする新たな国際競争ルール形成を仕掛けている。
日本においても、これまでの“モノづくり”の強みと、新たなモビリティ社会での価値創造を組み合わせ相乗効果を発揮させる、国際動向を十分に考慮した産官学連携によるイノベーションガバナンスが求められている。これらを背景に、いま我々は何をすべきか?を議論したい。