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アンモニアガスを繰り返し安定に吸着できる細孔性単分子材料

Single-Molecule-Based Adsorbent for Ammonia

書誌事項

カテゴリホットトピックス
カテゴリ(英)Hot Topics

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著者1) 小野 公輔
著者(英)1) Kosuke Ono
勤務先1) 東京科学大学
抄録アンモニアは,水素原子を高い重量密度,体積密度で含むことから,水素キャリアの第一候補として注目されている.そのため,アンモニアを安定に繰り返し吸脱着できる材料が求められている。細孔性高分子材料がしばしばアンモニア吸着材料として利用されるが,アンモニアの高い反応性のために,繰り返し安定にアンモニアを吸着することは未だに難しい課題である。そこで我々は,高い化学安定性を有するCO2H基で内部修飾されたオリゴフェニレン1aを新規アンモニア吸着として利用することを提案し調査を行った。これは単分子型の新規アンモニア吸着材であり,アンモニア吸着挙動の調査の結果をその利点とともに述べる.
抄録(英)Ammonia (NH3) is a viable candidate for the storage and distribution of hydrogen (H2) due to its exceptional volumetric and gravimetric hydrogen energy density. Therefore, it is desirable to develop NH3 storage materials that exhibit robust stability across numerous adsorption–desorption cycles. While porous materials with polymeric frameworks are often used for NH3 capture, achieving reversible NH3 uptake remains a formidable challenge, primarily due to the high reactivity of NH3. Here, we advocate the use of CO2H-functionalized cyclic oligophenylene 1a with high chemical stability as a novel single-molecule-based adsorbent for NH3. In this paper, the advantage of our developed single-molecule-based adsorbent was introduced in detail.

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