第74回 自動車技術会賞 資料8 - 論文賞 人体計測値を用いた衝突時の乗員のサブマリン予測モデルの構築
74th JSAE Award Poster #8
- 提供方法
- 本サイト上にてダウンロード・閲覧可
- 形態
- 価格
- 一般価格(税込):¥0 会員価格(税込):¥0
- 文献・情報種別
- 自動車技術会賞
- 発行年月
- 2024年 4月
- 出版社
- (公社)自動車技術会
- 言語
- 日本語
商品詳細
第74回 自動車技術会賞 資料8 - 論文賞
授賞理由
衝突時にラップベルトが乗員の骨盤前縁を滑り、腹部に侵入するサブマリンは重篤な傷害をもたらし、その防止は重要な課題である。本論文前の研究として、世界初の立位CTから男女50名の被験者のベルトと骨盤の位置関係を調べるとともに、CT画像から低BMI・高BMIモデルを作成した。本論文では、これらの人体モデルを用いた有限要素解析から、ベルトと骨盤位置を基にサブマリン発生を予測するモデルを構築した。予測モデルを被験者のCT画像に適用し、低BMI乗員、リクライニング姿勢、スローチング姿勢ではサブマリン発生確率が高くなることを示した。この結果は、現在の後席や今後の自動運転など、多様な姿勢を取りうる乗員や小柄な乗員に対して、サブマリンの発生を防止するための拘束装置の設計指針になるものであり、高く評価される。
摘要
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