第74回 自動車技術会賞 資料9 - 論文賞 異なる運転挙動が実路走行ガソリン車からのアンモニア排出挙動に及ぼす影響
74th JSAE Award Poster #9
- 提供方法
- 本サイト上にてダウンロード・閲覧可
- 形態
- 価格
- 一般価格(税込):¥0 会員価格(税込):¥0
- 文献・情報種別
- 自動車技術会賞
- 発行年月
- 2024年 4月
- 出版社
- (公社)自動車技術会
- 言語
- 日本語
商品詳細
第74回 自動車技術会賞 資料9 - 論文賞
授賞理由
ガソリン車に使用される三元触媒は、窒素酸化物、一酸化炭素、炭化水素を同時に浄化可能であるが、近年、三元触媒内で発生するアンモニアの排出が問題になっている。本論文は、三元触媒を搭載した直噴ガソリン車と2種類の車載型排出ガス計測システムを用いて実路走行試験を行い、実路走行におけるアンモニア排出挙動、および運転挙動の違いがアンモニア排出に及ぼす影響を論じている。冷間始動条件において、エンジン暖機完了前に一酸化炭素とアンモニアが時間差をもって排出され、そのアンモニア排出量が運転者の影響を受けずほぼ一定であること、暖機完了後のアンモニア排出量は運転者の加減速挙動の違いが支配的であることを明らかにしている。本論文は、今後低減が求められる実路走行条件におけるアンモニアの排出について、その排出要因と排出条件を明確にしており、高く評価される。
摘要
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