第74回 自動車技術会賞 資料19 - 技術開発賞 圧着前処理工程、防食工程レスを実現する太物アルミ電線用防食端子の開発
74th JSAE Award Poster #19
- 提供方法
- 本サイト上にてダウンロード・閲覧可
- 形態
- 価格
- 一般価格(税込):¥0 会員価格(税込):¥0
- 文献・情報種別
- 自動車技術会賞
- 発行年月
- 2024年 4月
- 出版社
- (公社)自動車技術会
- 言語
- 日本語
商品詳細
第74回 自動車技術会賞 資料19 - 技術開発賞
授賞理由
回路数と質量が増加するワイヤハーネスにおいて、軽量化への貢献が期待されるアルミニウム電線は銅合金製端子によって腐食しやすい問題がある。腐食を防ぐためには、電解質を接触部に存在させない必要があり、細径アルミニウム電線用の密閉管構造端子が既に実用化されている。一方で厚板端子材の溶接や端子・電線の接続が困難なために、太径アルミニウム電線では実用化できていなかった。本技術では、ファイバレーザのビームパターンの制御により高速かつ高品質の溶接が可能となり、さらに電線構造と圧着形状を最適化することで、従来比2倍以上の太径アルミニウム電線まで適用範囲が拡大した。本技術による密閉管構造端子は、前処理や別工程の防食処理が不要であり、ワイヤハーネスの軽量化により燃費や電費の向上に貢献したことは高く評価される。
摘要
・「文献・情報検索システム」ユーザの方はどなたでも無料でご購入いただけます。