第75回 自動車技術会賞 資料7 -論文賞 引張接着強さの接着部の幾何形状寸法依存性について(特異応力場の強さISSF に基づく考察)
75th JSAE Award Poster #7
- 提供方法
- 本サイト上にてダウンロード・閲覧可
- 形態
- 価格
- 一般価格(税込):¥0 会員価格(税込):¥0
- 文献・情報種別
- 自動車技術会賞
- 発行年月
- 2025年 4月
- 出版社
- (公社)自動車技術会
- 言語
- 日本語
商品詳細
第75回 自動車技術会賞 資料7 - 論文賞
授賞理由
自動車の安全性と軽量化のキーとなるマルチマテリアル化において、接着接合はますます重要となっている。接着強度はJIS規格では、小型試験片の接着面積あたりの平均応力で表されるが、それは接着端部の応力集中を無視した初等材料力学の立場に相当する。実際には実構造の特異応力場の強さISSFは、接着部の幾何形状・寸法に依存して変化する。よって、実構造の強度もISSFに依存して変化する。本論文は、このような平均的接着強度の変化をISSF解析結果から明らかにした。特に、接着層厚さを、JISで規定される小型試験片と実構造で揃えることで、JIS規格の結果が実製品の引張接着強度とみなせることを示した。本論文は接着試験片で実構造の接着強さが評価できるか?という工学的・技術的な問いに、統一理解を示す独創性のある考察がなされた点で、高く評価される。
摘要
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