第75回 自動車技術会賞 資料14 -論文賞 ディーゼル機関のパイロット噴射がすす粒子の炭素結晶子サイズおよび酸化反応性に及ぼす影響
75th JSAE Award Poster #14
- 提供方法
- 本サイト上にてダウンロード・閲覧可
- 形態
- 価格
- 一般価格(税込):¥0 会員価格(税込):¥0
- 文献・情報種別
- 自動車技術会賞
- 発行年月
- 2025年 4月
- 出版社
- (公社)自動車技術会
- 言語
- 日本語
商品詳細
第75回 自動車技術会賞 資料14 - 論文賞
授賞理由
ディーゼル自動車より排出されたすす粒子は微粒子除去フィルターによって捕集され、堆積が進むと強制再生によって酸化・除去されるが、その際に必要なエネルギーはすす粒子の酸化反応性によって変化するため、後処理システムの高精度な制御を行うためには酸化反応性の予測が必要となる。すす粒子の炭素結晶子サイズと酸化反応性には相関があることが知られているが、結晶子サイズを予測して酸化反応性を推定する方法は確立されていない。その課題に対して、本研究ではエンジン筒内の平均ガス温度履歴を時間積分した値TIT(Time Integral of the mean in-cylinder gas Temperature)を提案し、TITによって異なる機関運転条件におけるすす粒子の炭素結晶子サイズを予測できる可能性を示した。これは、今後の後処理ステムの制御に有用な知見を提供するものであり、高く評価される。
摘要
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