第75回 自動車技術会賞 資料19 -技術開発賞 HLA 溶接を用いた一体差厚曲線TWB 構造と量産設備の開発
75th JSAE Award Poster #19
- 提供方法
- 本サイト上にてダウンロード・閲覧可
- 形態
- 価格
- 一般価格(税込):¥0 会員価格(税込):¥0
- 文献・情報種別
- 自動車技術会賞
- 発行年月
- 2025年 4月
- 出版社
- (公社)自動車技術会
- 言語
- 日本語
商品詳細
第75回 自動車技術会賞 資料19 - 技術開発賞
授賞理由
強度信頼性、悪路走破性、等が要求される4輪駆動車は本体に補強材を溶接する伝統的なラダーフレーム構造を採用してきたが、フレームも脱炭素社会実現に向け軽量化が求められている。従来の軽量化手法には直線TWB(Tailor Welded Blanks)技術があるが今回、曲線TWB技術を新たに開発した。同技術は板厚や引張強さの異なる鋼板をより適材適所に配置することが可能で、従来技術よりも設計自由度・質量効率が高い。しかしシビアな板隙管理が新たな課題となるため、HLA溶接(Hybrid Laser-Arc Welding)を新たに採用した。先行のアーク溶接で溶接ワイヤと母材表面を広く溶かし、後行のレーザ溶接でキーホールを形成して溶融金属を母材板厚方向へ流し込む技術で、量産品質と生産性を両立させた。曲線TWBとHLA溶接は信頼性・安全性・軽量化・生産性を高次元で成立させる技術として高く評価される。
摘要
・「文献・情報検索システム」ユーザの方はどなたでも無料でご購入いただけます。