第75回 自動車技術会賞 資料22 -技術開発賞 人を効率的に温め省電力で即効性があり、触っても安全な自動車用輻射熱ヒータの開発
75th JSAE Award Poster #22
- 提供方法
- 本サイト上にてダウンロード・閲覧可
- 形態
- 価格
- 一般価格(税込):¥0 会員価格(税込):¥0
- 文献・情報種別
- 自動車技術会賞
- 発行年月
- 2025年 4月
- 出版社
- (公社)自動車技術会
- 言語
- 日本語
商品詳細
第75回 自動車技術会賞 資料22 - 技術開発賞
授賞理由
自動車の電動化が進む中、電気自動車は排熱が無く冬季暖房時の航続距離悪化が大きな課題となっている。乗員を効率的に温め、快適性を維持しつつ暖房時の消費電力を低減できる輻射熱ヒータを開発した。
従来の暖房は空気で間接的に行っているが、乗員を直接的に温められる輻射伝熱方式を採用。一方、低温環境下にて十分な温かさを感じるためにはヒータ表面温度を100℃以上にする必要があり、安全性確保が課題であった。
ヒータに人が触った際の皮膚温度上昇を抑制するため、接触による物体間の熱移動と平衡温度を決める熱浸透率の考え方に着目した薄膜ヒータにおける細線パターン設計を見出し、車載化を実現した。本技術は快適性と省電力を両立するものとして、カーボンニュートラルへの貢献が高く評価される。
摘要
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