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ピッチ差付きナットの異なる呼び径における適切なピッチ差についての考察

Suitable Pitch Difference of the Nut to Realize Anti-Loosening for Different Bolt Nominal Diameters

書誌事項

カテゴリ研究論文
カテゴリ(英)ResearchPaper

翻訳

著者1) 野田 尚昭, 2) 川野 凌, 3) 王 彪, 4) 佐野 義一, 5) 高瀬 康
著者(英)1) Nao-Aki Noda, 2) Ryo Kawano, 3) Biao Wang, 4) Yoshikazu Sano, 5) Yasushi Takase
勤務先1) 九州工業大学, 2) 九州工業大学, 3) 九州工業大学, 4) 九州工業大学, 5) 九州工業大学
抄録本論文では,ピッチ差付ナットの異なるボルト呼び径に対する適切なピッチ差についての考察を行った.M12のユンカー式緩み試験で得られた適切なピッチ差からねじ山のオーバーラップ長さを求め,他の呼び径に適用した.得られた結果の妥当性をFEM解析でプリべリングトルクを求め検証した.
抄録(英)The pitch difference nut can be used in automobiles and other industries to improve anti-loosening and fatigue strength with low cost. In this paper, based on the suitable pitch difference α experimentally obtained previously for JIS M12 and M16, the suitable pitch difference is discussed for other bolt nominal diameters. Here, the overlap thread length is calculated from the suitable α obtained for M12. Then, the same value of is assumed to estimate the suitable α for other diameters. The validity of this theory is confirmed through calculating the prevailing torque for other diameter by applying FEM analysis.

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