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電動車用超低粘度トランスアクスルフルードの開発

Development of Ultra-Low Viscosity Transaxle Fluid for Electrification Vehicles

書誌事項

著者1) 中村 大貴, 2) 新吉 隆利, 3) 斉藤 浩二, 4) 佐野 敏成, 5) 床桜 大輔, 6) 薄田 洋平, 7) 多田 亜喜良, 8) 森谷 浩司
著者(英)1) Taiki Nakamura, 2) Takatoshi Shinyoshi, 3) Kouji Saitou, 4) Toshinari Sano, 5) Daisuke Tokozakura, 6) Yohei Susukida, 7) Akira Tada, 8) Hiroshi Moritani
勤務先1) トヨタ自動車, 2) トヨタ自動車, 3) トヨタ自動車, 4) トヨタ自動車, 5) トヨタ自動車, 6) ENEOS, 7) ENEOS, 8) 豊田中央研究所
勤務先(英)1) Toyota Motor, 2) Toyota Motor, 3) Toyota Motor, 4) Toyota Motor, 5) Toyota Motor, 6) ENEOS, 7) ENEOS, 8) Toyota Central R&D Labs.
抄録電動車の燃費向上のためパワートレーンの損失低減は重要な課題である.その有効な手段として駆動用オイルの低粘度化があるが,通常粘度を低下させると金属表面の油膜が確保できず,摩耗や焼付などの不具合が生じる.今回,筆者らはオイル添加剤を改良することで低粘度化とユニット耐久性を両立する新規オイルを開発した.
抄録(英)Reduction of powertrain losses is an important issue for improving the fuel efficiency of electrification vehicles. One of the most effective ways to achieve this is to reduce viscosity of transaxle oil. However, lowering the viscosity usually results in problems such as wear and seizure because the oil film on the metal surface cannot be secured. In this study, the authors have developed a new oil that satisfies unit durability while achieving low viscosity by improving additives in the oil.

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