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トルク法における初期締付け力のばらつきへの影響に関する一考察

A Study on the Influence of Initial Tightening Force Variation in Calibrated Wrench Method

書誌事項

著者1) 晴山 蒼一, 2) 真鍋 健一, 3) 小林 訓史
著者(英)1) Soichi Hareyama, 2) Ken-ichi Manabe, 3) Satoshi Kobayashi
勤務先1) 東京都立大学, 2) 東京都立大学, 3) 東京都立大学
勤務先(英)1) Tokyo Metropolitan University, 2) Tokyo Metropolitan University, 3) Tokyo Metropolitan University
抄録多数のボルトを締付ける場合,トルク係数や摩擦係数および締付けトルクは初期締付け力(初期軸力)の変動に大きな影響を与える.摩擦係数は締付け時の潤滑状況やねじの加工精度などの影響を受ける.締付けトルクはトルクレンチ等の着力点位置までの距離と作用する力の積によるものでトルク係数などとは独立な変数と考えられる.摩擦係数やトルク係数については多くの研究結果があるが,締付けトルクのばらつきについては詳細な検討はなされていない.本研究では,まずトルクレンチの着力点位置や力の方向の誤差と工具自体の誤差が締付けトルクに与える影響を検討する.次に,簡単な締付け試験を3人の作業員で行った締付け作業すなわちヒューマンエラーに基づく締付けトルクのばらつきへの影響を調べた.検討結果および試験結果による締付けトルクのばらつきを90%信頼限界値として整理した.
抄録(英)When tightening a large number of bolts, the torque coefficient or friction coefficient and tightening torque have a significant effect on the variation of the initial clamping force (initial axial tension). The coefficient of friction is affected by the lubrication conditions during tightening and the machining accuracy of the bolt and nut. The tightening torque is the product of the distance to the force point of the torque wrench and the force acting on it, and is considered to be a variable independent of the torque coefficient and other factors. Although there are many studies on the friction coefficient and torque coefficient, the variation of tightening torque has not been studied in detail. In this study, we first examine the effects of errors in the position of the force point and the direction of the force of the torque wrench and the tool itself on the tightening torque. Next, the influence on the variation of tightening torque based on the tightening operation, i.e., human error, is examined, in which a simple tightening test was performed by three workers. The results of the study and the variation of tightening torque based on the test results are organized as 90% confidence limits.

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