CASE を支える最新技術
New Technolgies Supporting CASE

100年に一度の大変革を牽引するCASEの4要素(Connectivity、Autonomous、Share & Service、Electric)、身の回りを振り返れば、CASEは自動車分野に限らず、既に世の中に浸透してきていることに気付きます。 本号はCASEを大きく支え、今後も自動車技術を進化発展させていくために不可欠なエレクトロニクス技術を紹介します。

このページについて

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〔インタビュー〕ディープラーニングと自動車産業の発展

100 年に一度の大変革の中核をなす自動運転にはAI、特にディープラーニングが不可欠であるとされているが、当該技術は自動車の技術者にとって新しい領域である。「ディープラーニング」とは何か。インタビューでは、基礎知識から将来の展望について伺った。

CASE を支えるカーエレクトロニクス市場・技術の展望

一般社団法人電子情報技術産業協会が行った2030年までの自動運転車、環境対応車、各種ECUおよび注目デバイスの生産見通しを中心に解説する。また、IT・エレクトロニクス産業から見た自動運転車の技術課題についても述べる。

路側とつながる自動車社会

ICT技術の発達により、通信手段を持つ「繋がる自動車」が一般的になりつつある。現在、路側システムと自動車や歩行者と通信媒体を通じて、いろいろな情報を提供している。本稿では路側システムからみた、これまでのつながるシステムの事例や通信媒体を活用した交通信号情報提供の研究内容及び今後の動向などを紹介する。

自動運転を実現するセンサ技術

車大変革時代を迎え,自動運転の実現は人・物流の社会課題を解決する大きな期待を持たれ、開発にしのぎが削られている。実現の鍵は運転者を代行するセンサであり、これまで実用化されているセンサと比較し、より高度な要件が望まれる。主要なセンサ、シミュレーション技術に焦点をあて技術概説を通じ、課題と展望を述べる。

自動運転/ADASにおける深層学習の活用

深層学習は自動運転と先進運転支援システムの安全を実現するための最も重要な技術の1つである。推論処理は大きな発熱を伴う多数の演算と大量のデータ量を扱う必要があるが、これを車載ECUは放熱のため10W程度の消費電力で実現しなければならない。この問題の解決策の一つとして電力効率の優れたハードウェアアクセラレータとハードウェアアクセラレータ用のネットワークコンフィギュレーション生成ツールを紹介する。

電動小型低速車両の開発

本稿ではヤマハモーターパワープロダクツ株式会社が取り組んできた電動小型低速車両を用いた実証実験の紹介とそれを用いた自動運転車両の採用技術を紹介する。

モビリティ変革コンソーシアムの取組み

JR東日本の技術開発部門は2016年11月に「技術開発中長期ビジョン」を発表。「モビリティ革命の実現をめざす」ことを宣言した。これをもとに2017年9月「モビリティ変革コンソーシアム」を設立し、社内外から多様な技術や知見を集め、モビリティの新たな価値創造を目指し、多数の実証実験を実施することとした。

MaaSにおける電動車椅子型プラットフォーム

MaaSにおける既存の交通手段の中で、屋内外での歩道領域におけるわずかな距離=ラストワンマイルをつなぐ、だれもが安全に乗れるインフラは、まだ存在していない。本稿にて提案したいのは、MaaSにおけるパーソナルモビリティ・電動車椅子の役割、およびそのプラットフォームとしての活用の可能性である。

必要な移動を楽しい移動へ

窓もハンドルもない車、しかし新しい移動体験ができる、”スマホに乗るのだ”というコンセプトから生まれたソーシャブルカートSC-1. 前には超高感度センサーを搭載し、4Kのディスプレイでみる。窓はないが、乗って前をみるとフロントグラス越しにみているように感じる。試乗した方は肉眼でみたものとカメラを通して液晶越しにみた風景を比較する。自分の肉眼で直接みるよりもピントや明るさがSC-1のほうがきれいに見えることを実感する。その窓のように見えて窓ではない(実際はディスプレイ)ものに非日常のものを重畳することで必要な移動を楽しい移動に変えようという試みを行っている。私有地ではあるが、2019年11月~2020年3月末まで沖縄でサービスを開始した。

オルタネータの歴史とCASE 時代への展望

自動運転システムの高度化や補機類の電動化により車両の電気負荷は増加の一途であり、ガソリン・ディーゼル車に欠かせない構成部品として高出力オルタネータが求められている。オルタネータの歴史を振り返り、クルマの概念が激変すると言われているCASE時代におけるオルタネータ・モータジェネレータの進化を展望する。

Honda Mobile Power PackTMの開発とバッテリシェアリングシステムの実証プロジェクト

電池パックを共有して使用するバッテリシェアリングシステムは電動車両の課題を解決し、車両の電動化を推進する一つの方法である。再生可能エネルギーや情報通信技術と組み合わせて電動車両の利用状況を管理することでクリーンかつ高効率な移動が実現できる。電動車両の動力源としての交換式電池パック、それを充電、交換する装置を用いた近距離交通システムが様々な地域で提案されている。ホンダがアジアの国々で実施している実証プロジェクトで得られたデータを用いて、バッテリシェアリングシステムの展望を技術面から解説する。

車載用リチウムイオン二次電池負極材の現状と今後の展開

EV、PHEV、HEV用電池の負極材として、開発上市されているハードカーボン、被覆球状天然黒鉛、メソフェーズ系及びニードルコークス系人造黒鉛の構造イメージと特性を紹介する。また、高入出力化や高容量化の開発の方向性について概説する。

JNXと自動車産業界の電子商取引

自動車関連業界のこれからの電子商取引とJNXについて説明する。電子商取引の効率化のため共通ネットワーク基盤としてJNXを設立した。「CASE」の進展で、今まで以上にセキュリティが確保された、ネットワークが必要とされる。JNXは、強固なセキュリティ対策を搭載した共通基盤の提供で貢献したいと考える。

ヘッドランプの技術変遷と開発進化による安全性への貢献

車両前方を明るく照らし、ドライバーに対し視覚的な走行安心感を与え、対向車および周囲の歩行者にその存在を知らせるヘッドランプの技術変遷を紹介する。

ジェスチャ入力の技術動向とHMI の進化

車へのAI技術の適用が進む中で、ジェスチャ入力は特定の動作を認識するだけでなく、人の状態を理解して、動作と操作意図を認識することが可能となってきている。人をサポートするHMI機能のひとつとしてのジェスチャ入力の技術動向について解説する。

車室内モニタリングシステム

車室内の乗員の状態を把握し、乗員の安全性・快適性の向上に寄与する目的で、車室内モニタリングシステム(IMS)の開発を行っている。本稿では、当社IMSのシステム構成と特長、搭載機能、車載向け製品として満たすべきセンシングのロバスト性について述べる。また、IMSの評価・開発効率化ツールについても述べる。

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