100%電動駆動ハイブリッド車用AWDシステムの開発
AWD System for 100% Electric Drive Hybrid Electric Vehicle
- 提供方法
- 本サイト上にてダウンロード・閲覧可
- 形態
- 価格
- 一般価格(税込):¥1,100 会員価格(税込):¥880
- 文献番号
- 20224331
- 文献・情報種別
- 会誌「自動車技術」
Vol.76 No.6
- 掲載ページ
- 74-79(Total 6 p)
- 発行年月
- 2022年 6月
- 出版社
- (公社)自動車技術会
- 言語
- 日本語
書誌事項
カテゴリ | EVコンポーネント技術の進化 |
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カテゴリ(英) | Evolution of EV Component Technology 翻訳 |
著者 | 1) 坂上 永悟, 2) 羽二生 倫之, 3) 黒澤 崇央, 4) 廣井 大祐 |
著者(英) | 1) Eigo Sakagami, 2) Tomoyuki Hanyu, 3) Takahisa Kurosawa, 4) Daisuke Hiroi |
勤務先 | 1) 日産自動車, 2) 日産自動車, 3) 日産自動車, 4) 日産自動車 |
抄録 | 従来のAWD(All wheel drive)システムは,内燃機関が発生する動力を機械的機構によって前後輪へ配分することによって実現されてきた.一方近年の電動車では,1つの動力源からの動力を前後に配分するのではなく,モータを前後に2機装備した電動AWD が採用されてきている.電動AWD はBEVとの組み合わせにおいて,完全に独立した前後の駆動力制御が可能,高いレイアウトの自由度がある,などクルマ造りにおいて有利な点が多い.しかし,内燃機関車との組み合わせにおいては,高応答で充分な出力を得るには高電圧のバッテリーシステムが必要,主動輪を内燃機関で駆動するため従動輪がモータであっても駆動力の制御性には限界がある,などの問題がある.これに対して日産独自の100%電動駆動ハイブリッドシステムe-POWERとの組み合わせでは,高電圧のバッテリーシステムが装備されていることに加えて,内燃機関は発電に特化していることで,BEVと同様に100%電動駆動AWDの恩恵を預かることができる.本記事では,リーフから受け継ぐ日産自動車が考える電動駆動車の走行性能と,その進化の位置づけとして考える100% モータ駆動によるAWD システムの技術的方向性について,新しく発売したノートe-POWER 4WDにより実現した技術と共に解説する. |
抄録(英) | Nissan has developed new AWD system whose drive force is generated only by electric motors and an engine is dedicated to electric power generation. Here we report the system design with some history of Nissan EV-ness and the possibility of 100% electric drive AWD. 翻訳 |