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火花点火機関におけるアンモニア使用の展望

Perspectives for Ammonia Use in Spark-Ignition Engines

書誌事項

カテゴリカーボンニュートラルに貢献する内燃機関
カテゴリ(英)ICE contributes to carbon neutrality

翻訳

著者1) ゴンザレス ファン, 2) 荒木 幹也, 3) 志賀 聖一
著者(英)1) Juan C.González Palencia, 2) Mikiya Araki, 3) Seiichi Shiga
勤務先1) 群馬大学大学院, 2) 群馬大学大学院, 3) 群馬総合カレッジ太田工科専門学校
抄録内燃機関でアンモニアを使用することで,エネルギーシステムのCO2排出量の削減できる可能性がある.しかし,アンモニアの燃焼速度が遅いため,火花点火機関の安定運転が困難となる.本解説記事では,アンモニアを用いた火花点火機関の安定運転に関する対策として,1)デュアルフューエル運転,2)圧縮比の増加の2つの方法を紹介した.
抄録(英)Ammonia use in internal combustion engines can contribute to achieve deep decarbonization of the energy system in the short-term. However, stable operation of internal combustion engines using ammonia is difficult due to its low burning velocity. In this commentary article, strategies for achieving stable operation under part load of spark-ignition engines using ammonia are presented, focusing on: 1)dual fuel operation using methane and hydrogen as auxiliary fuels; and 2)increased compression ratio. Combining increased compression ratio with dual fuel operation using hydrogen produced from ammonia dissociation can be an attractive solution for stable operation of spark-ignition engines using ammonia under part load.

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