継続能力開発(CPD)プログラム実施要項

本プログラムの目的と概要

  • 本会正会員または学生会員(以下、会員)が「自主的かつ継続して、技術者としての資質の維持向上と自己研鑽を図ること」を目的とするプログラムです。
  • 本プログラムは、本会ウェブサイトのマイメニューにおいて、会員が利用できるメニュー≪継続能力開発(CPD)履歴≫ページで利用することができます。(以下、マイメニュー、 CPD : Continuing Professional Development)
  • 本会が定める「継続能力開発(CPD)項目」継続して実施し、活動実績を継続能力開発(CPD)履歴として本会データベースに保存、マイメニューで閲覧や記録ができます。
  • 本会主催活動以外の、企業、大学、他学協会での活動なども記録できます。これにより、本会主催活動も含めたCPD履歴を一覧することができます。
  • 本プログラムの目標として、その技術や経験の到達レベルに応じた「自動車エンジニアレベル」を認定する制度を設けています。

利用条件

  • 本会会員であり、インターネットを通じて、本会ウェブサイトが閲覧できること。
  • 本プログラムの主旨を十分理解し、 利用規約 に同意すること

継続能力開発(CPD)項目とその形態

継続能力開発を実施する上で、その対象となる活動名称をCPD項目といいます。また、各CPD項目は次の能力開発形態に分類され、それぞれの形態で平均的に学習することが望まれます。 なお、学生期間の活動(学生活動)については、別枠でCPD項目を構成しています。CPD項目の詳細については、 CPD項目一覧表 をご覧ください。

能力開発形態

参加学習型 CPD項目:講演会・シンポジウム等の聴講、講習会の受講など
情報提供型 CPD項目:論文等の発表や執筆、講演会・講習会・研修会の講師、技術図書の執筆など
実務・経験型 CPD項目:企業内研修や特許、産業界における実績など
技術協力型 CPD項目:本会組織の会議、委員会への参加、大学・企業・研究機関などにおける講義や技術指導など
自己学習型 CPD項目:学会誌の購読やTOEICなど、業務に関連した自己研鑽など
学生活動 CPD項目:全日本学生フォーミュラ大会を含む、本会支部学自研活動、JABEE課程修了など

参加形態・役職

聴講・参加 講演会を聴講、展示会を見学、見学会に参加など
講演者・講師 講演会での発表、講演会・シンポジウムなどの講師
講演会座長 講演会における座長(司会・挨拶は含まれない)
主著者 主著者(「自動車技術会論文集」を除く、執筆者が1名の場合)
共著者・連名者 著作物の共著者・連名者として、執筆分担が明確であるもの(「自動車技術会論文集」に適用)
共同執筆者 複数の執筆者が概ね均等に執筆した、もしくは執筆分担が明確でない場合(主著者の明記が無い、複数の執筆者による場合に適用)
議長 会議体、委員会組織
副議長
部会長
委員長・分科会長
副委員長
幹事
委員
議長・マネージャー ISO国際会議における役職
コンビナー・WGセクレタリー・プロジェクトリーダー・エキスパート ISO国際会議における役職
受賞者 自動車技術に係る受賞、講演会でのプレゼンテーション賞など
受賞連名者 1授賞について複数の受賞者があり、連名者としての区分けがある場合
イベント・業務遂行 企業内での研修・講習、教育機関などでの講義、技術指導など
特許の出願
特許の登録
資格の取得・登録 自動車技術に係る資格の取得、登録
書籍購読 自動車技術の係る書籍(学術書・学会誌で主に月刊誌)を、年間を通じて購読する
試験合格 業務に係る内容で試験に合格

CPDポイント

  • 各CPD項目は、それを実施した時にCPDポイントが付与されます。CPDポイントは、CPD項目 の達成に費やした時間(CPD単位時間)やその難易度を勘案して設定しています。
  • 1年間に50CPDポイントを目安とし、3年間で100CPDポイント以上の継続的に能力開発を行うことが望まれています。
  1. 継続能力開発(CPD)履歴の閲覧
    会員がCPD活動(項目)を実施すると、その実施履歴は「CPD履歴」とされます。会員は、本会ウェブサイトのマイメニュー≪継続能力開発(CPD)履歴≫で、このCPD履歴を閲覧することができます。
  2. CPD履歴の記録
    CPD履歴は、登録者の違いから次の2種類があります。

    本会が登録する履歴(自動登録履歴)

    会員が、本会主催の活動に参加したことが確認され、かつ本会が当該履歴データを管理している場合、会員のCPD履歴として本会が自動的に登録します。 「自動登録」されるCPD履歴については、 CPD項目一覧表 をご覧ください。

    会員が自主で記録する履歴(自主記録履歴)

    会員は、 マイメニュー CPD履歴の閲覧​ に自主でCPD履歴を記録することができます。
    本会主催の活動であっても本会によって登録されない履歴や、本会以外の他学協会の活動や企業における実務経験なども記録できます。 CPD項目一覧表に指定されているCPD活動であれば、会員は任意に記録することができます。
    「自主記録」できるCPD履歴については マイメニュー CPD履歴の閲覧​ をご覧ください。
  3. CPD履歴の変更と削除
    会員が自主で記録したCPD履歴は、 マイメニュー CPD履歴の閲覧 において、変更および削除することができます。